かんまきタウンカレッジ

12月講座「なら橘プロジェクト現地見学」

12/28掲載



 平成29年度下半期の12月プログラム「なら橘プロジェクト現地見学」を12月11日(月)に開催いたしました。



 大和橘とは現在絶滅危惧種に指定されている日本固有の原種であり、古事記・日本書紀では垂仁(すいにん)天皇が忠臣の田道間守(たじまもり)に常世の国から持ち帰らせた不老不死の妙薬とされ、日本の菓子の元祖ともされている最古の柑橘です。「なら橘プロジェクト推進協議会」は、この橘を守り、広めるために活動をされており、橘の苗木の植樹、育成、収穫、活用(橘から食品・精油を作り広める)などの活動をされています。




 今回の参加者は15名で、町バスを利用し大和郡山市の橘プロジェクト推進協議会代表の城さんよりお話を聞かせていただきに行きました。ここでは大和橘の再生とブランド化で奈良の環境・観光・産業の活性化を図ることを目的に様々なことにチャレンジされているというお話を聞かせていただきました。中でも橘の商品開発では奈良県内の老舗和菓子屋さんで橘の和菓子を販売されていることや、橘の葉を使ったお茶の開発や橘調味料の開発などに参加者みなさん興味津々の様子でした。自分が知っている飲食店でも橘が扱われていたことを知った参加者もおり「今度食べてみよう」など和気あいあいと楽しくお話を聞かれていました。




 お話の後は、「橘街道」へ移動し、現地で実の収穫体験をさせていただきました。橘街道とは平城京と藤原京を結ぶ幹線道路「中ツ道」であり、この街道沿いに橘が植樹されています。今回はちょうど収穫時期でもあり貴重な実を参加者で収穫しお土産に持ち帰らせていただけることになりました。ほのかに香る爽やかな柑橘と葉っぱからもまた違った香りが出ていて、みなさんとても喜ばれ持ち帰られました。



 今後も橘を使ったお菓子作りや、橘の効能を活かした開発が今後進んでいき地域で広がっていくと思います。

かんまきタウンカレッジ

4月講座「カメラを楽しもう」

4/6掲載

 平成28年度から始まったかんまきタウンカレッジが皆様のおかげで2年目を迎えることができました。上牧町の皆さんが集い、学び、仲間づくりができ、新たな活動につながることを目指して開催しています。
 平成29年度第1回目の講座は「カメラを楽しもう」をテーマに開催しました。(講師:小西武男氏・小西貞子氏)



 上牧在住のカメラを学びたい方19名が参加されました。
 「庭のお花を綺麗に撮りたくて」「上手く撮るコツを知りたくて」「カメラを買ったけど全然使ってなかったから」などさまざまな思いで参加されました。



 まず、写真が上手くなるコツや撮るときのポイント、心構えなどを講義いただきました。その後は実際に2000年会館の周りのお花を撮影されました。講義いただいたことを踏まえ、参加者の皆さんは真剣にカメラを構え、一瞬の輝きを逃さないようシャッターを切っておられました。





 そして、撮影した写真の中から一枚ベストショットを選び講師の方から講評いただきました。ベストショットを1枚選ぶときは「うーん…どれがいいかな…」「悩むな…どれがいいと思う!?」と講師から講評いただける写真を色々悩みながら選ばれていました。講師の方からさまざまなアドバイスをいただかれ、次に活かそうとされていました。



 最後には「今回の講座で終わらず、また集まりましょう」とお話が進み、今後も皆さんの交流が続いていくようです。また新たなグループとして地域で活躍される日が来るのではないでしょうか。

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